三年間気付けなかった嫁の本性

30代 男性

三年付き合ってようやく結婚にこぎつけた。
本当であればもっと早く結婚するつもりだったのだが、俺の海外出張だったり、嫁の親族の不幸とかが重なり、なかなか挙式をできずにいた。
はれて念願の式当日、緊張でガッチガチになっている俺の控室に祝電が届けられた。
中身を確認すると、衝撃的な内容で緊張が吹き飛び、頭の中が真っ白になった。
それは、嫁の三年間の浮気の証拠と、慰謝料未払いの浮気相手の奥さんからの告発状。
それから俺は式どころじゃなくなった。

ずっと顔面蒼白で笑いもしない俺の態度に、中座した合間に親が様子を見に来てくれたのだが、母親は具合が悪いのかと聞いてくれ、母親と一緒についてきてくれた姉は緊張をほぐそうとまだ赤ん坊の甥っ子を使って元気づかせてくれる。
その時、ありふれたこういう幸せは望めないんだと気づいてしまって、俺情けないけど号泣してしまったんだ。
突然泣き出した俺に母親も姉もビックリしていた。
甥っ子なんかはつられて泣き出すし。
そこでようやく例の祝電を見せたんだ。
もちろん親もその後は顔面蒼白の能面状態。
ようやく終わった式の後の親族懇談会で、嫁に祝電の事を問いただしたら昔の事だし、私個人の問題だからと逆切れ。
嫁は開き直ってあれこれ暴露していたが、ヒステリックに喚くだけ嫁一人だけが浮いていた。
嫁の両親もまさか娘が不倫をしていて、慰謝料を請求されているのは知らなかったみたいで、嫁に怒鳴ってひっぱたいていた。
その場で結婚は破断となった。幸い入籍は式後にとしていたのに救われたのもある。
嫁はしぶとく付きまとったが、嫁両親がかなり常識人で嫁に厳しい制裁をしてくれたのもあり、 そのお式以降、嫁と顔を合わせる事はなくなった。

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