【調査員 福田からの回答】
火事になっても周りに延焼が無ければ消さないで自然鎮火を待つ方法もあります。
癌になっても手術しない選択もあります。
調査しない選択も必要ですし、証拠が取れても見なかった事にする選択もあります。
その判断は人それぞれですが、出来れば選択の幅はたくさんあった方が良いと思います。
以前、消防の訓練状況を視察した際、最新鋭のはしご車に載せてもらいました。
その他特型救急車等を見せて頂きました。
その際担当の係官が「税金で購入して頂いたものですが、これらの車両は一度も実戦で使われる事なく廃車になる事が望ましい」と言っておられました。
果せるかな実戦で使用される事になりました。“備えあれば憂いなし”です。
はしご車も浮気の報告書も必要になってから作り始めたのでは遅いです。
必要な時に手元に無ければ意味がありません。
使われず廃棄されるかもしれませんが、実はそれが一番いいのです。
価値ある無駄であるとお考え下さい。
異常気象に大地震、何があるかわかりません。
転ばぬ先の杖です“憂いなければ備えなし”にならない様備えておきましょう。