浮気発見エピソード
				
			
つきあっていた彼女が部屋に手帳を忘れていきました。
					50代 男性
					まだ学生の頃のことです。
 つきあっていた彼女が部屋に手帳を忘れていきました。
 いまから考えるとわざを置いていったのかもしれません。
 見てはいけないと思いつつ、やはり気になってしかたありません。
 おそるおそる手帳をめくると、俺とあっていない日に限ってLの文字が書いてありました。
 そしてその横には渋谷とか原宿という地名が。
 なかには横須賀とかTDLという文字も。
 Rという頭文字の彼氏とのデートの忘備録に違いありません。
 
 後日、手帳を返したとき、なにげなくそのことを聞いてみました。
 するとRとはランチのことだといい、あららこちらのランチのおいしい店があるので、食べ歩いているのだと言います。
 しかしランチならLです。それにそんなことならなぜ俺といかないのかと問い詰めると、とたんに浮気をしていることを白状しました。
 しかしその浮気相手とはむしろ別れたいのだと言うのです。
 
 いったんは仲直りをしましたが、また手帳を忘れていきました。
 そしてやはりRの文字は定期的に出てくるのです。
 俺はもう頭にきて、今度こそ別れようと思いました。そのことをいうと、彼女もそのほうがいいと言います。
 浮気相手とはもう本気になっていて、むしろ俺とは別れたいのだというのです。
 そしてそのためにわざと手帳を置いていったのだと言っていました。 
